佐倉市や八千代市で、庭木が大きくなりすぎた、道路側に枝が出てきた、台風の前に一度切っておきたい。そう考えて業者に頼む前に、確かめておくと話が早いことがいくつかあります。この記事では、千葉市を拠点に、佐倉市・八千代市など千葉県内で伐採・剪定を承っているFトレードが、佐倉市・八千代市の公式情報をもとに「依頼前に見ておくこと」を5つに絞って整理します(2026年9月時点の情報です)。
なお、費用の目安は庭木の伐採費用はいくら?高さ別の相場と依頼のコツ、伐採と剪定のどちらを頼むかは伐採と剪定の違いとは?どちらを頼むべきか、空き家の庭を放置したときのリスクや手入れの頻度は空き家の庭が荒れ放題|放置リスクと管理の目安にまとめています。このページでは金額や作業の種類の話はせず、「頼む前の確認」だけを扱います。
庭木の伐採・剪定を頼む前に見ておきたい5つのこと
確認しておきたいのは、①道路へのはみ出し、②電線・電話線との距離、③保存樹木の指定(八千代市)、④切った枝の扱い、⑤お隣と作業日の段取り、の5つです。それぞれの確認先を表にまとめました。
※スマートフォンでは、表を横にスクロールしてご覧ください。
| 確認すること | 見ておく理由 | 主な確認先 |
|---|---|---|
| ①道路に枝がはみ出していないか | 両市とも、道路に張り出した枝は所有者に剪定をお願いしている | 佐倉市・八千代市の土木管理課 |
| ②電線・電話線に枝が近づいていないか | 電線に触れている木は危険。作業の前に連絡が要る | 東京電力パワーグリッド・NTT |
| ③保存樹木に指定されていないか(八千代市) | 市が条例に基づいて指定している木がある | 八千代市 公園緑地課 |
| ④切った枝をどうするか | ご自身で刈り込んだ少量の枝は市の収集に出せる。業者に頼むなら、積み込み・運び出しまで作業に入っているか確認 | 各市のごみの出し方 |
| ⑤お隣への声かけと作業日の段取り | 枝を落とす方向や車の停め場所で、お隣に関わることが多い | ご家族・お隣 |
道路にはみ出した枝は、両市とも所有者による剪定をお願いしている
敷地から道路に出ている枝は、佐倉市・八千代市とも、所有者が手入れするよう案内しています。業者に頼むときも、道路側の枝があるかどうかで作業の段取りが変わります。
佐倉市の案内
佐倉市のページでは、道路に張り出した樹木があると、自動車・自転車・歩行者の通行の支障になるほか、道路標識やカーブミラーの視界を遮って交通事故を引き起こすおそれがあること、落ち葉や落ちた枝が側溝を覆って道路の冠水につながるおそれがあることが挙げられています。剪定・伐採をお願いしているのは、次のような状態の樹木です。
- 道路に張り出している
- 道路に張り出している枝に枯れ枝があり、落下するおそれがある
- 張り出してはいないが、枯れ木が道路へ倒れるおそれがある
- 道路脇の傾斜地で、葉が生い茂っているのに根が浮いている
高さの目安として、同じページでは参考として「建築限界の範囲」を挙げ、道路法第30条と道路構造令第12条の規定として、車道の上空4.5メートル、歩道の2.5メートルの範囲に通行の障害になる物(樹木・看板など)を置いてはならない、と紹介されています(道路構造令第12条は道路の建築限界を定めた規定で、車道の4.5メートルは普通道路の値です。道路の種類によって値が異なる場合があります)。また、「お住まいとは別に、所有している土地がある方は、年に1度以上は現地を確認してください」とも呼びかけています(出典:佐倉市ホームページ「道路に張り出した樹木などの剪定・伐採のお願い」)。問い合わせ先は土木管理課(043-484-6151)です。
このページには関係法令として、佐倉市快適な生活環境に支障となる迷惑行為の防止に関する条例第15条(土地の適正な管理義務)、道路法第43条(道路に関する禁止行為)、民法第717条が挙げられています。民法第717条第2項は、土地の工作物についての損害賠償の規定を「竹木の栽植又は支持に瑕疵がある場合について準用する」と定めています。張り出した枝や倒れかけた木が原因で事故が起きた場合に、その木を管理する人や所有者の責任が問われることがある、ということです。個別のケースでどうなるかは、弁護士など専門家にご相談ください。
八千代市の案内
八千代市のページには、「私有地から道路上に張り出している枝や葉は、土地所有者の方に所有権があるため、土地所有者の方に剪定・刈り込みをお願いしています」とあります。定期的な剪定・刈り込みとあわせて、近所で張り出している箇所を見かけたらご近所同士で声をかけてほしい、とも呼びかけています(出典:八千代市ホームページ「樹木の適正な管理のお願い」)。問い合わせ先は都市整備部土木管理課管理班(047-421-6787)です。
▶ 依頼するときは「道路側の枝がある」と伝えてください
道路側の作業は、通る車や歩行者に気を配りながら進めることになります。見積もりの段階で道路にはみ出した枝があることを伝えておくと、作業の時間帯や人数を含めた段取りを先に組めます。
電線・電話線の近くの枝は、先に東京電力パワーグリッド・NTTへ
電線や電話線に枝が触れている、または近づいている場合は、剪定を頼む前に電力会社・NTTへ連絡するのが先です。佐倉市のページでも、「電線や電話線がある個所の作業は危険が伴う場合がありますので、事前に東京電力またはNTTに連絡し、立会いのもとで行ってください」と案内されています。
東京電力パワーグリッドのホームページ「台風・降雪のとき」でも、台風の通過後や雪がやんだあとの注意として、電線に樹木などが接触している場合は「たいへん危険です」とされ、見つけたときはすぐに同社へ連絡するよう案内されています。ご自身で枝を払おうとせず、まず連絡してください。
台風シーズンの前に、倒れそうな木を見ておく
千葉県にとって、木と電線の問題は台風と切り離せません。千葉県のページによると、2019年9月の令和元年房総半島台風(台風第15号)では、県内で64万1,000軒の停電が起きました(出典:千葉県ホームページ「令和元年房総半島台風」)。
先ほどの東京電力パワーグリッドのページには、「2019年の台風15号、19号襲来時の電柱損壊事故については、原因の大半が倒木や飛来物による二次被害でした」とあり、台風接近前の対策の一つとして「傾斜等で倒れそうな樹木は伐採されていますか?」という確認項目が挙げられています。
傾いている木、根元が浮いている木、枯れ枝が目立つ木は、風の強い時期が来る前に一度見ておくと安心です。電線にかかっていない木であれば、枝を減らす剪定で足りるのか、伐採したほうがよいのかを、現地で木を見ながら判断できます。
八千代市の方は「保存樹木」に指定されていないか確認を
八千代市には、条例に基づいて市が指定している「保存樹木」があります。大きな木や古い木を切る前に、指定を受けていないかを確かめておくと安心です。
八千代市のページによると、市は「八千代市ふるさとの緑を守る条例」に基づき、一定の条件を満たし、健全で樹容が美観上すぐれている木を保存樹木として指定しており、令和4年4月26日現在で70本を指定しています。同じページには保存樹木一覧表と、「環境保全林等伐採等届出書」「環境保全林等指定解除申請書」の様式が掲載されています(出典:八千代市ホームページ「保存樹木」)。
条例の第4条第2項では、市長が指定をするときは、あらかじめ所有者に通知し、その同意を得なければならないと定められています。また、同条例の施行規則では、保存樹木の指定基準を、1.5メートルの高さで幹の周囲が1.2メートル以上、高さが10メートル以上、株立ちの木は高さ2.5メートル以上などのいずれかに当てはまり、健全で樹容が美観上すぐれていること、としています(第2条)。そのうえで、所有者は「環境保全林等を伐採し,又は移植し,若しくは他に譲渡しようとするときは,あらかじめその旨を市長に届け出なければならない」とされています(第5条第1項)。
指定をしたときは、市が標識を設置することになっています(施行規則第9条)。指定は所有者の同意(市との協定書の締結)を得て行われるものなので(施行規則第3条)、所有者はご存じのはずですが、親御さんの代に指定を受けた木だと、ご家族が把握していないこともあり得ます。大きな木のそばに標識がないかを見たうえで、心当たりがある場合や、標識が見当たらなくても判断がつかない場合は、作業を決める前に都市整備部公園緑地課緑化推進班(047-421-6778)に確認してください。
切った枝はどうする?自分で出せる範囲と、頼むときの確認点
ご自身で低木を軽く刈り込む程度なら、切った枝は市の収集ルールに沿って出せます。業者に伐採・剪定を頼む場合は、切った枝や幹の積み込み・運び出しまで作業に含まれているかを、見積もりの段階で確認してください。
佐倉市の場合
佐倉市のごみ出しQ&Aでは、草はよく土を払って「もやせるごみ」、落ち葉や低木の刈り込み枝も「もやせるごみ」として出し、中・高木のせん定枝は「粗大ごみ」として有料で戸別収集している、と案内されています。続けて、業者が剪定・伐採した枝や木は、施工した業者に処分を頼むよう書かれています(いずれも先ほどの佐倉市ホームページ「道路に張り出した樹木などの剪定・伐採のお願い」に掲載)。
八千代市の場合
八千代市のごみの分け方出し方Q&Aでは、次のように案内されています(出典:八千代市ホームページ「ごみの分け方出し方 Q&A」)。
- 枝木は葉を落とし、葉は可燃の指定ごみ袋に入れる
- 太さ7cm以下・長さ50cm以下の枝木は、指定ごみ袋に入れず、ひもで直径30cm以内に束ねて可燃ごみで出すこともできる(一回に5束程度まで)
- 太さ7cmを超え20cm以下の木や幹は、不燃・有害の指定ごみ袋に入れる。袋からはみ出す場合や袋の口が結べない場合は粗大ごみ
- 太さ20cm以下・長さ200cm以下のものまでは粗大ごみとして出せる。それを超える大きさのものは、市のページに問い合わせ先が案内されている
▶ 自分で刈り込むか、業者に頼むかの目安
数本の低木をご自身で刈り込む程度なら、市の収集で十分に間に合います。ご自身で切った枝が多いときは、八千代市のように「一回に5束程度まで」という目安があるので、何回かの収集日に分けて出すことになります。中木・高木は高い所での作業になり、枝と幹の量も大きく増えます。業者に頼む場合は、切った枝も作業をした業者側で引き取ってもらう前提で、見積もりのときに積み込み・運び出しが含まれているかを確認しておくと、あとで食い違いが起きにくくなります。運び出しが費用にどう関わるかは庭木の伐採費用の記事で触れています。
お隣と作業日の段取り|見積もりの前に決めておくこと
庭木の作業は、お隣に関わる場面の多い作業です。見積もりを頼む前に、次の点をご家族で決めておくと当日がスムーズです。
- お隣への声かけ…境界ぎわの木は、枝を落とす方向によってはお隣の敷地側で作業させてもらう必要が出ることがあります。作業日と内容を先に伝えておくと安心です
- 作業車を停める場所…切った枝を積み込む車をどこに停めるか。敷地内に停められない場合は、見積もりの際にご相談ください
- 立ち会いの有無…Fトレードでは、お見積もりの際に詳しく打ち合わせをしておけば、作業当日の立ち会いなしでも対応でき、完了後に写真でご確認いただけます
- 残す木・切る木の線引き…「この木は残したい」「低くするだけでいい」など、ご家族で意見が分かれそうな木は先に話し合っておく
- 切り株をどうするか…根元から切ったあとの切り株を残すか、根まで掘り起こすかで、作業も費用も変わります
お隣から枝のことで声をかけられている場合は、2023年4月1日施行の民法改正で、越境した枝についてのルールが変わっている点も知っておくとよいでしょう。内容は空き家の庭が荒れ放題|放置リスクと管理の目安で紹介しています。
よくある質問
▶ 木が1本だけでも来てもらえますか?
はい。Fトレードでは、小さな低木の剪定1本からお引き受けしています。お隣の敷地にはみ出した枝のカットだけ、というご相談も承っています。
▶ 伐採と剪定、どちらを頼めばいいか分かりません
現地で木の種類や高さを確認してからお見積もりをお出ししますので、そのときにご相談ください。考え方は伐採と剪定の違いでも整理しています。
▶ 草刈りも一緒に頼めますか?
はい。ご自身では手が付けられないほど茂ってしまったお庭の草刈りから、その後の除草剤の散布まで対応しています。
▶ 空き家の庭と、家の中の片付けをまとめて頼めますか?
はい。庭木の整理とあわせて、庭にたまった不用品や家の中の片付けもご相談いただけます。家の中の片付けについては空き家片付けのページをご覧ください。
佐倉市・八千代市の庭木の伐採・剪定はFトレードへ
Fトレードは、千葉市を拠点に、佐倉市・八千代市など千葉県内で、庭木の剪定・伐採、草刈り、空き家のお庭の手入れを承っている便利屋です。その他の地域の方も、お気軽にご相談ください。お問い合わせのあと、現地で木の種類や高さを確認し、お見積もりをお出しします。現地調査とお見積もりは無料です。作業は周囲の建物や電線に注意しながら進め、切った枝木を積み込んで、お庭を清掃して完了です。
同じ2市では、八千代市・佐倉市の実家の片付け|空き家になる前に、佐倉市・八千代市のゴミ屋敷片付けの記事もあります。千葉市での伐採・剪定については千葉市の庭木伐採・剪定で紹介しています。サービスの詳細は伐採・剪定のページにまとめています。「台風の前にこの木を見てほしい」「道路側の枝だけ切りたい」といったご相談からお気軽にどうぞ。



